カメラ

2009年11月26日
2010年5月25日
2011年5月18日




なんとなくカメラのことを書いてみる。

初めて買ったカメラはフジカST605(?)だったと思う。買ったものの重さもあり、ほとんど山には持っていかなかった。 友人にオリンパスのOM1を見せてもらい、『凄い』と思った記憶がある。が、特にカメラに思い込みがあったとは思えない。 当時撮った写真もあまり残っていない。就職してすぐCanon AE-1Pを買った。理由は、会社にA-1の測光部のICを設計した先輩がおり、 その影響を受けたから。本人は黒いA-1を持っており、見せてもらったときインパクトがあった。 AE-1Pはそれなりに海外に連れて行ってあげた。84年2月には、サンフランシスコから白いカマロをレンタルし、雪の積もった120号を走りぬけ、 初めてヨセミテを撮影させる。 やがて86年、カメラはアメリカ中南部に引っ越した。


1988年春、AE-1Pは、LAからDallasへと戻る飛行機の中でソフトドリンクを浴び、死亡してしまった。 同年の夏休み直前に、Canon EOS(機種名は不明)を買ってColoradoに出かけたものの、なんとなくしっくり来ず1週間後に返品し、これにした。 始めてヨセミテで使ったのは89年の夏、カリフォルニアに出張した帰りにバレーに立ち寄った。 94年ごろから電源ICの調子が悪くなりはじめ、修理で一時は持ち直したものの、95年には永眠。  94年のHDハイキングの写真はこれで撮ったはず(前年のHDハイクの写真も残っているが、あまりにも『笑』ものなので、UPなし)。



95年7月にTour De Franceを見に行くことになり、出発直前に100ドルのNikonのコンパクトカメラを買う。 同年8月のハイキングからはこれを使用し始める。



しかし、写真がぼやぼや気味なので、97年ごろからRicohに換え、2000年まで使う。



写真をスキャナーで取り込むのはかなり面倒だったので、2000年の夏合宿からデジタルカメラを導入した。 おまけで付いてきたフラッシュはたったの4Mだった。今では1枚のフルサイズ写真程度(笑)。



2003年冬、3Mクラスのデジカメはかなり値段が下がってきた。ので、アップグレード。 ポラライザーを装着する筒が付けられ、単三電池で動き、マニュアルモードの使いやすいAタイプにした。



2005年には7.1Mクラスへとアップグレード。バリアングルモニター付きでかなり気に入って使っていた。 しかし2006年の夏、Tuolumne Meadowsの駐車場で落下させてしまいフレームがかなり曲がってしまった(いまだ健在)。



2007年早春に10Mバージョンにアップグレード。最大の理由は大きくなったバリアングルモニター。 しかしあまり使われることなくお蔵入りとなる。



小型軽量のデジタル一眼レフカメラOlympus E-410が出た。2007年6月中旬より使用開始。 これまでのカメラに比べかなりかさばるが、とりあえずパックの腰ベルトにつけて携行できる。これは重要。でないと、いちいち撮影のためパックを開け、カメラを取り出すことになり、行動スピードがかなり落ちてしまう。 フラッシュの装着部には、水準器をシリコンガスケットで貼り付けた。しかし、ファインダーを覗きながらは見られないのがやや問題。 最近は使われていない。



2009年夏、同じ位の画質で取れそうな小型カメラがOlympus E-P1が出たので購入。デジタル水準器と手ぶれ防止機能が付いていてかなり便利。 レンズはもちろん取り替えられるので、今後の超広角系のレンズ発表が楽しみ。 オートフォーカスの性能があまりよくなく、最初はピンボケ写真が多かった。全てマニュアル操作にしてからは、歩留まりが上がり始めた。 とりあえず、これが長距離ハイクのメインカメラとなりそう(だったが、最近あまり連れ歩いていない)。



たまには写真撮りを楽しむハイキングもいいかと、重量級カメラを入手。 車の運転が下手でも、いいスポーツ車ならそれなりに早く走れるように、カメラの性能で撮影の腕が上がったように感じる。 三脚なども入れると4Kg超とかなり重いので、ハイキングのペースがぐんと遅くなり、Aとの差があまり開かなくなった。 自分だけバックパッキングの装備で日帰りハイクをしているような感じ。14-24mmのレンズ(右)はほぼ付けっぱなし。 超広角のデフォルメ効果にはまってしまい、これなしでのハイキング撮影は考えられない。 左はA用の二号機。こっちのレンズ(16-35mm)にはぶれ防止機構が付いており、フィルターが付けられる。 いざというときにISOを3200まで上げ、手持ちでとれるのは便利。



超特価で購入したDX機D3000。センサーがCCDで、ちょっと色合いが違う。 小ぶりで使いやすく、かつ安いので、気楽に取り扱える。唯一の欠点は、ライブビューが無くマニュアルフォーカスに弱いこと。 最近ではFX用60ミリマクロレンズを常用、花の接写もしくは中望遠域(換算90mm)をカバーするサブカメラとして活躍中。



D3000ではライブビューを使った望遠の撮影ができないので、新機種にアップデート。



たまにはコンデジも使ってみたくなる。P7000、ダイアルが多く操作が楽しい。画質もそれなりにいい感じで。一眼と同じソフトでRAW現像が出来るのもGOOD。