Mt. Hoffmann
標高 10,850フィート
Yosemite National Park

2003年6月1日

いよいよ120号もオープンしたので、手軽な山に登りに行く事にした。
目指すは9年ぶりのMt. Hoffmann。朝5時に家を出て、8時半にMay Lakeへの分岐点に着いた。
ところがアクセスロードは未だに雪の下だったので、120号からずっと歩いて登る羽目になってしまった。



May Lake経由の夏のトレイルは雪の下且つ回り道でもあるので、 120号から1キロほど雪道を歩いた後クリークを渡り、Mt. Hoffmann方面へ直進する事にした。 雪に覆われた林の中をひたすら進み、90分もすると視界が開けてきた。 Clouds RestやHalf Domeが見えている。
2時間ほど歩いたところで、夏のトレイルが露出した尾根に着く(9,800フィート地点)。 ここで雪歩きの不得意なAはバテてしまい、「わたしゃ今日はここで終わり〜」と言うので、 Tだけで頂上アタックすることにする。 ほとんど空身となったTは一気に頂上を目指す。 これは頂上直下の斜面。Half Domeが見えている。 頂上へ向かう雪原には全く足跡はなく、今年120号が(昨日)開通してからは最初の登頂者かと思うTであった。
11時15分頂上着。今日は雲ひとつないシエラ晴れ。360度の景観を楽しむ事が出来た。 これはMt. Lyell方面を見たところ。
下りに頂上のプラトーから見たTenaya Lake。湖上に雪が浮いて寒々しそうな雰囲気だった。
11時40分にはAの待つ地点に戻り、12時少し前に下り始める。岩の上にかぶった雪は ざくざくに溶け出し何度か足がはまり込んだ。スパッツを装着していたにも関わらず、登山靴 の中がすっかり濡れてしまった。
登りには苦労した樹林帯の雪だったが、下りは重力の助けを借りて 2倍ほどのスピードで下る事ができ、1時には120号沿いの駐車場に到着。 にしても、楽しい山登りにはあと一月ほど待たなければならないようだ。