Devils Dance Floor
6,336ft.
Yosemite National Park

2004年1月10日

今日はスキーを履いての本格的なハイキングにトライしてみた。 目指すはCrane Flatの南東、Tamarack Flatキャンプ場の 近くにあるDevils Dance Floor(ドーム?)。これは去年の夏、Computer用の地図を最大縮尺で見ていたら 見つかったもので、そこからValley方面がどのように見えるのか気になっていた。 コースはOld Big Oak Flat Roadを使い、Gin Flat経由でアプローチ。途中から道をはずれ 林を突きぬけ頂上を目指すというもの。Crane Flatのゲート付近は去年の11月下旬に比べぐんと雪が多い。



Crane Flatのゲートから0.5マイルほど進むとOld Big Oak Flat Roadへの分岐点に達する。 ここを経由してGin Flatへ登る。 Tioga Roadとは異なり、はるかに幅が狭く傾斜もやや急だ。数日前のものと思われるトレースがついている。 1時間強でGin Flatに着く。天気もいいのでミステーリーサークルを描いておく。



道は直ぐにTioga Roadと交差し、そのままTamarack Flatキャンプ場へと続いている。 Crane Flat付近ではあちこちについていたスキーのトレースであったが、さすがにこのあたりは少なく、 限られた数のストック跡しか残っていない。幸いにもここから先のOld Big Oak Flat Roadには 誰も踏み込んだ様子はない。緩やかに高度を落としながらキャンプ場へと向かい進んでいくのであった。


途中で道をはずれ、いよいよDevils Dance Floorへと向かう。地図によると山は南東にある。 幸いに太陽もほぼ南中しかかっているので、まずは視界の利かない尾根を太陽めざし進んでいく。と、目の前に 山がぽんと現れる。しかしそこへ到るには木が密な急斜面を下ってから登り返さなければならない。 はじめのうちこそスキーでジグザグに下っていけたが、やがてどうしようもなくなり、スキーを脱ぎ つぼ足で歩く。雪を踏み抜くと腰まで埋まってしまう。歩き辛さのあまり、Aは後ろの方でキレていた。 Tはひたすら無言で進む。これはやっとの事で平らな偽ピークについたところ。後方が頂上。



時間的なことを考えた後、Tは一人で頂上アタック。薄々感じていた通り、 景色は今ひとつであった。Clark Rangeこそ見えるが、Half Dome、El.Capitan等は見えなかった。 さっと写真を撮り、引き返す(下りでは何度も転んだ)。



往路にしっかり足跡をつけていたので、帰りは意外と順調に引き返せた。車道に戻ったところで スキーにワックスがけをする。あとは黙々とTioga Roadへ上り返し、一気にCrane Flatへと下る。 9時半出発、4時帰着、12マイルほどのハイキングであった。