California, Le Conte, Waterwheel Falls
7,700, 7,000, 6,500ft.付近
Yosemite National Park

2004年5月22日

Tuolumne渓谷の三大瀑布を一望できそうなFalls Ridgeにでも登ってみよう、と先週に 引き続きGlen Aulinに出かけることにした。同じところに車を止め8時に歩き始める。 単独行動、クロスカントリールート、体調も良いということで、久しぶりに涅槃の境地の 歩きを体験。1時間後にはGlen Aulinの橋に着いてしまった。 が、なんとなく渓流の水量が少なく感じた(注1)。 ピークを逃しては後悔すると思い始め、 その場で予定を変更、Tuolumne渓谷のトレイル沿いから見学をすることにした。 (注1)朝早かったので水量が少なかっただけ。



平らなGlen Aulinの樹林地帯を進んでいくと、California Fallsの落ち口直前 付近のトレイルは冠水しており、倒木や石などをつたい越えていかねばならなかった。 トレッキングポールがバランスを保つのに役に立った。 California FallsはS字状になっており、そこを水がドドーッと流れていく。 去年の9月は水が軽く流れる程度であった (こういった滝を写真に収めるのは難しいので、ビデオモードでも収録しておく)。


次にLe Conte Fallsが登場するはずなのだが、トレイルからはどこが核心なのかよくわからなかった。 滝が段々になってたくさんつながっている。そのうちのひとつには綺麗に虹がかかっていた。


10時ちょうどWaterwheel Fallsの落ち口付近に着く。 虹のすぐ右にWateerwheelが出現している。


まずは藪漕ぎをして滝の落ち口に行ってみた。遠景はTuolumne渓谷の下流のほう。 Muir Gorgeがある辺り。


トレイルに戻り下っていくと、Waterwheel(水車)がすぐ横に見えるところへ向かって横道が 派生していたので、入っていく。岩はピカピカに磨かれているので注意して歩かなければ ならない。もし水量が平年並みならばもっと高く水が跳ね上がるのだろう。



あれこれと40分ほど遊んだあと、来た道を登り返していく。California Fallsの下部に通ずる横道 があったので、そこに入り上を見る(写真)。左の岩壁はWildcat Pointの前衛壁。 滝沿いに岩場を登っていき、トレイルに戻る。 さて、冠水したトレイルのところで倒木を渡っていると、突然「わ!」と声をかけられる。 K夫妻だった。思わずぽかーんとする。彼らも先週のGlen Aulinバックパッキングに続き、 今日はクロスカントリールートを越えて滝を見にやってきたのこと。いやはやヨセミテは狭い。 去年来た時はこのあたりは今と比べものにならないくらいビチョビチョだったとのこと。



帰る途中、小さなドームを登っていくことにした。 左はConness。つい最近降ったと思われる雪で白い。中央はDana、手前にはTuolumne Meadows西側 のドーム群が並んでいる。一番右の大きなものがFairview Dome。右側最高峰はCathedral Peak。 遠くからロッククライマーの声が聞こえていた。


トレイルにはかなり足跡が増え始まってきた。今日はK夫妻込みで11人と遭遇。