Glacier Point ・Sentinel Dome
標高 7,214ft. ・ 8,122 ft.
Yosemite National Park

2004年10月30日

先週は120号が工事の為、Valleyに入れなかった。今日は少し時間がかかるが、リスクを回避して 140号を使いアプローチ。日の出がかなり遅くなっているので、6時頃でも月光に輝く Central Valley(Mercedの東側)の風景を楽しむことができた。朝早くからネズミ捕りをしている Valleyをゆっくり走る。未だ一台も車の止まっていない4マイルトレイルに車を止めて 準備、8時ちょっと前に出発。最初の1/3ほどは雪も殆どないトレイル歩きだったが、 高度を上げるにつれてガリガリに固まった雪が被い始める(写真)。




Upper Yosemite Fallが陽に当たり温まってくると、岩壁に張り付いた氷が落ち始め ドーン、ドーンと音を響かせ始まった。光が反射して七色に輝き始めた(写真では うまく色が写っていません)。


トレイル上部はやがて完全に雪の下となった。しかし前日のものと思われる踏み跡が しっかりついており、ラッセルの必要なく進める。やがてGlacier Pointに着く。なんと 足跡は最先端までついておらず、休憩所付近で終わっていた。これはすばらしいと大喜び、 ずぼずぼと進み、本日の展望台一番乗りを果たしたのであった(10時15分)。


いよいよXCスキーに履き替え、Glacier Point Roadを進んでいく。2度の嵐の後に 除雪が入っていたようで、道路上にはつい最近降った雪が10-20cmほど積もっているだけであった。 このまま好天が続けば、再開通があるかもしれない。それとも突然の雪で土産物屋の 店じまいが遅れたからなのだろうか。


Sentinel Domeの頂上までスキーで上っていく(12時着)。ほぼ11ヶ月ぶりに再会となる枯れ果てた Jeffrey Pine、もはや薪木状態だ。誰かがここに来た気配は全くない。


やはりDomeからの滑走には無理があった。早速転んでしまう。という訳で、 キックターンと斜滑降で降りてくる。斜面にぎざぎざパターンをめいっぱいつけてきた。 写真は基部から見上げるDome。


Glacier Pointに降りてくると10名近くのハイカーでにぎわっていた。ここでスキーをしまい 下っていく。途中でも20名ほどにすれ違う(下の方で出会ったハイカーは上まで 行くつもりはないと思われる)。ふと気づいたが、この4マイルトレイルで好天に恵まれたのは 今日が初めてであった。写真左はSentinel Rock、右はEl Capitan。 2時半TH着。