Pine Crest
Stanislaus National Forest

2005年4月23-24日

昨年から申し込んでいた、Stanislaus National ForestのWildernessボランティア・グループからトレーニング開催の連絡を受け、一泊二日でPine Crestへとやってきた。トレーニング場所はPine Crest Ranger Stationのすぐそばにあるキャンプ場の大食堂(写真)。まずは、冬の間にしまわれていたテーブルや椅子を出してミーティング場作りをした。

コース内容は盛りだくさんだった。初日、まずはグループの簡単な紹介・歴史から始まり、現在のWildernessシステムの説明がされた。Forest Service(農務省管轄)のBobは、さすがに初代長官のPinchotやルーズベルトの功績を紹介した(PinchotはWolfeのJohn Muir伝記ではあまり良く書かれていない)。昼前には馬の低インパクト・トレイル利用について説明。午後はWildernessの許可証の説明から始まり、トレイル上での利用者とのコンタクトの仕方について、ケーススタディをする。Tはきわどく利用者役でのがれる事ができた。夕方近くは、地図を使ってStanislaus NF内のWildernessの説明があり、最後は専用無線機の使用トレーニングで締めくくる(各自無線のコールI.Dをもらう)。 二日目はQ&Aの後、トレイルメンテナンスの説明。そして昼前には事務所で活動時の記録の記入の仕方などを教わった。

最後に倉庫から制服の(中古)上下が引き出されて、各自の体にあったサイズを選ぶ。左肩には誇らしげに"Forest Service ・US ・Department of Agriculture"のワッペンがついていた。後で、名前の入った金のバッジを作ってくれるので、それを胸につける事になっている。 という訳でかなりシリアスなレンジャーごっこの様相を呈してきた。5月には全メンバーで年に一度のミーティングがあり、シーズンが始まると先輩についてフィールドでOJTが始まる。各自の携行品は大型のスコップ、トレイル許可証、無線機、ゴミ袋、手袋等々。早速、家に戻り試着。