Cherry Creek
Emigrant Wilderness/Stanislaus National Forest
標高 4,700フィート付近
2005年5月21日


Memorial Weekendは2泊のバックパッキングでEmigrantとYosemiteの境界付近をパトロールすることになりそうなので(カヤッカーが最近増えているため、ルールに則ってキャンプをしているかをチェックしに行くらしい)、Hetch-Hetchyで沢の見学をする予定を変更、制服の着心地を試しがてらCherry Creekを目指すことにした。林道を車で進んでいくと、山火事跡が出てきた。途中のサインには倒木、落石に注意と書いてある。駐車場のそばには重機が入って、火事跡の整理をしている。あたりは焼け爛れて2年前の面影は全くない。


制服に着替えていると、工事の人がやってきて「Forest Serviceか?」と聞かれる。「いやいやボランティアだと」言う。「ほう」という感じで、火事の話になった。近くで仲間が燃えた立ち木を切り倒しているので、気をつけるように話してあげよう、とやたら親切にされた。あたり一面は焼けただれている。地面に落ちていた枯れ木は、全て燃えてしまったようだ。視界もかなり利く。ところどころ地面は湿って、びちゃびちゃと進んでいく。2年前にいた赤いヤモリはどこかに行ってしまったようだ。

Cherry Creekに注ぎ込む途中の沢で渡渉点探しに手間取ったものの、Cherry Creekを広く望むポイントに到った。期待を裏切らず、水が溢れ返っている。

レンジャーごっこに満足げなTは、途中の高台でCherry Lake(下流)を背景に記念撮影。ところでUS Government配給の服はコットンでかなり通気性が悪く、問題があるようだ。実は、偵察の為には双眼鏡が必要だなと思っていたら、Aに双眼鏡のことを考えているだろうとズバリ指摘されてしまった。



何度も通ったルートなので、苦もなくCherry Creekの西俣と東俣の分岐点についた。ここで一休み。この短いチャネルをCherry Creekの全ての水が通っていく。奥にみえるプールで流れの勢いは一度止まる。ここの深さは不明。


帰りはなるべく川沿いに進み、キャンプ跡の状況を観察していく。ひとつだけ、大きなキャンプ跡が見つかった。正確な場所をGPSに記録、おそらく後で取り払いに来ることになるだろう。


Cherry Lakeの注ぎ口に降りていき、轟音を楽しむ。帰る途中、岩の隙間にいた小さなガラガラ蛇がTを威嚇してきた(ジージーと音を出す)。写真を撮ろうとしたら、横のほうから別の音が出始める。ふと見るとかなり大きめの、親蛇?のようだった。写真をあきらめ、立ち去る。