Crabtree TH and Bear Lake
Emigrant Wilderness/Stanislaus National Forest
標高 8,000フィート付近
2005年6月18日


独立記念日が近づいてきたが、Emigrant Wildernessで一番ポピュラーなトレイルヘッドであるCrabtreeはまだ開いていない。それだけでなく、アプローチの道路も閉鎖中。という訳で、Forest Serviceがオープン日を検討するためのの情報集めの為、林道を歩いてみる事にする。Pack StationのあるAspen Meadowsに車を止めて出発。道路はすぐに雪と倒木でふさがれていた。やがて南側斜面に入ると雪は消え、快適な林道歩きになった。写真は林道を塞ぐ倒木。


参考地図



Crabtree THに着いてトイレ、ゴミ箱、積雪状態などをチェックする。結局道路は数パーセントほど雪に覆われていた程度で、倒木の処理さえ済めば、あと1-2週間程度で開通できると思われる。ここからクロスカントリーで奥に進み、沢沿いに登り、峠を越えてBear Lakeを目指す。周辺のトレイルは、殆どが雪の下だった。


谷沿いの雪と岩を登り、峠(8,000ft.)を目指す。


Bear Lake(写真左奥)へのオプショナルツアーの前に、峠からルートを検討するT。Aは予定通りここで本を読みながら、Tを待つことにする。


Bear LakeはEmigrantで最もポピュラーな週末バックパッキングの行き先だ。付近のトレイルは50%近くが雪や水の下に埋もれていた。地面も乾き、楽しいキャンプが出来るようになるまでは、あと一月ほどかかるかもしれない。


一時間ほどで峠に戻ってくると、Aはシートにくるまって、がくがくと震えていた。ウレタンマットとシートを持ってきたものの、今日のように雲も多く空気の冷えている天気では、防寒には不十分だったようだ。歩けば温まるとすぐさま出発、ノンストップで駐車場へと戻る。途中TH近くで、ドイツ人と思われる5人のバックパッカー家族に出会う。お父さんはザイルとアイゼンまで用意していた。思わずどこに行くのかと聞いたら、Bear Lakeと答えが返ってきた。気をつけてねと言って別れる。