Cherry Creek

Stanislaus National Forest

2006年5月27・28日


今回の目的はCherry Creekの流れを楽しみながら、Fire Ringの撤去、パトロールをするというもの。 まずはGroveland Rangerステーションに立ち寄り、Wilderness許可証の発行状況をチェック。 皆、ヨセミテのKibbie LakeやLake Eleanorに入るものばかりで。Cherry Creekに入るパーティはいない。許可証と共に渡す、 レギュレーションを書いた紙をストックする。なんだかんだと話をしているうちに30分ほど時間が経ってしまう。 140号が岩崩れで閉鎖されているため、かなり多くの車が120号を経由しヨセミテに向かうせいか、訪問者が頻繁に入ってくる。 こんな忙しい時は今までなかったとのこと。11時半にステーションを出発、トレイルヘッドに着き、歩き始めたのは12時半。 天気はおもわしくなく、霰などが降ってくる。

谷の奥のほうには雲がもくもく湧いている。気温は45度くらいで結構冷えている。



3週間前Tが一人で来たときに比べ、Fire Ringはひと回り成長していた。太い(燃えそうにもない)流木が積み上げられだした。 ここは傍にプールがあり、砂場でもあり、ポピュラーなウィークエンドBackpackerのキャンプ地である。 もちろんFSの不法キャンプ指定地になっている。



そのうち再建されるだろうとは思うが、取り壊してしまう。




ここ数日気温が下がり、雪融けが進まず、水量がかなり落ちてしまったようだ。




3っほどFire Ringをつぶして進んでいくが、ついに霰が激しく振り出してきた。ので、ここで引き返すことにする。




引き返してきてテントを設営。Tは超軽量ツエルト(黄緑色)を持ってきて、それにくるまって寝る実験をするつもりでいたが、 寒いので今回はやめる。日暮れ間近から天気が回復し始まった。アルコールでいい気持ちになり、二人とも8時半には寝入ってしまう。 夜は冷え込み、朝起きるとテントの中には氷が張り付いていた。



日があたり始める7時にようやく外に出て、お決まりのお茶漬け朝飯を食べる。テントを乾かし、8時に出発。



ちんたらと歩き、2時間ほどでTHに戻る。その後、別のトレイルヘッドまで車で移動し、Bear Boxの掃除を始めた。 この中にはネズミが住んでおり、蓋を開けるとまぶしさのためか、慌てふためき走る回り、外へ逃げていく。 ごみをスコップで掻き出していると、Aが突然悲鳴を上げる。ごみの中から飛び出してきたネズミがAのひざに飛び乗り 走り去っていったとのこと。たまたま居合わせたバイクのライダーも見ていて笑う。




ごみはかなり(酸っぱく)臭かったので、ビニール袋を二重にし、穴を開けないように車に注意深く積み込む。 今回はちゃんとGroveland Ranger stationのごみ缶に捨てて帰った。