Ragged Peak

10,912ft.

Yosemite National Park

2009年6月7日




今週末も天気は悪い。金曜日の嵐で、Tioga Roadは一時的にクローズ。なるべく天気の回復を待って、またも日曜のハイキングとなった。 土曜に日本のニュースを見ていたら、『剣岳 点の記』の映画が今月末公開されるとのこと。で、ふと思い出したのが、California Geological SurveyのHoffmannとBrewerが1863年に初登頂したRagged Peak。 これはまだ登っていない。ではとLembert Dome下の駐車場に車を停めて、7時15分行動開始。1時間15分トレイルを歩いた後オフトレイル、XCを開始。



30分ほどゆるい斜面をつめていくと、Ragged Peakの取り付きが良く見えてくる。



息を整える間、後ろに聳えるCathedral山群の写真を撮影。Ritter-Banner、Lyellも良く見える。



Ritter-Banner、Lyell方面のズーム撮影。



最後の高さ7メートルほどの岩峰部分の上りは苦労した。最初は西側から取り付いたが岩に氷が張り付いており、靴が滑り登れない。で、東側に廻ると、難攻不落のような感じ。 この撮影時点では、登頂をあきらめかけていた。しかし、近寄って見ると人一人入り込めるチムニーが見つかる。



岩のぼりにまだなれていないこともあり、かなりびびりながらやっと頂上に立つ。と言っても座るのが精一杯。



北側も良くキレ落ちている。



このあと、松と岩に覆われた西稜を辿っていく。ところどころ雪が覆っており、進むのに苦労した。 写真は辿ってきた尾根。



尾根の突端にいるので、Tuolumne Meadows西端のドームからTenaya Lakeにいたる回廊が良く見える(写真はズーム撮影)。 撮影のあとは斜面をザーッと下りトレイルへと戻り、Lembert Domeを廻って帰った。